健康診断の血液検査で、例年 CかD判定を頂戴する項目がある。(C:要再検査、D:要精密検査)
腎機能と脂質代謝だ。
腎機能は、全摘出で片輪走行になってしまったので、健康な人の半分の値しか出せていないが、問題ない。
問題ありなのは、脂質代謝・・・悪玉コレステロール値だ。
健康診断で検査項目になった2008年以降、150から180(mg/dl)へと徐々に値が高くなっている。
正常範囲の参考基準値としては、60~119(mg/dl)だそうだ。
(2007以前は、総ch、善玉ch、中性脂肪しか検査測定されていなかった)

■HDL-ch(善玉コレステロール)
血管の壁などに溜まった余分なコレステロールを、回収して肝臓に運び処理させるという「掃除屋」。
コレステロール自体は悪者ではなく、細胞膜やホルモン・胆汁酸の材料として、体に必須の脂質だ。
■LDL-ch(悪玉コレステロール)
肝臓で作られたコレステロールを全身の細胞へ送り届ける「運び屋」、云わば配達車。
この配達車の数が多過ぎると(LDL高値)、届け先のないコレステロールが道路(=血管)にポイ捨てされ、血管の壁にこびり付いてしまう。これが「動脈硬化」の始まりだ。
通常のLDLは肝臓から血液中に放出され、血管をめぐって各細胞へコレステロールを届ける。役目を終えたら、肝臓のLDL受容体を用いて回収される。
ところが、LDLが多過ぎるとLDL受容体も処理しきれずに、血管内に長く滞在する事になる。滞在時間が長くなると、血管内で酸化ストレスを受けて、酸化LDLに変質してしまう。
酸化LDLはLDL受容体では認識されないので、肝臓に回収されず血管壁に留まり易い。また、血管内皮細胞を傷つける。そして、泡沫細胞化して血管壁に蓄積し、動脈硬化プラークとなる。

LDLが酸化して「酸化LDL」に変わる最大の原因は、体内の「活性酸素」による攻撃だ。活性酸素は、本来ウイルスを撃退する等の役目があるが、過剰に増えると正常な細胞や脂質を攻撃(酸化)してしまう。
どの様な要素が加わると酸化が進むのか・・・
●そもそもLDL値が高い:母数が多ければ、当然酸化するリスクも高くなる。
●喫煙:タバコは体内の活性酸素を一気に増やし、LDLを直接的に酸化させる。
●高血糖(糖化とのコンボ):血液中の糖分が多いと、LDLと糖が結びつく「糖化」が起きる。糖化したLDLは非常に酸化しやすくなり、最も厄介な「超悪玉」へと変貌する。
●高血圧:血管の壁に圧力がかかると、血管内皮が傷付き易くなる。その傷口からLDLが入り込み、そこで活性酸素の攻撃を受けて酸化が進む。
●酸化した脂質の摂取:古い揚げ油など、すでに酸化している脂質を摂ることも、体内の酸化ストレスを高める要因になる。
●精神的ストレス:強いストレスも、活性酸素を増やす大きな要因の一つだ。

酸化LDLの値を測定することは出来ないのか?
LOX-index(ロックス・インデックス)という、脳梗塞や心筋梗塞の発症リスクを評価する血液検査がある。
●LAB(酸化LDL値):一般的には1.0未満が理想
●sLox-1:血管の壁にある「酸化LDLをキャッチしてしまう受容体」が、どれくらい血液中に漏れ出しているかを測る。血管壁がダメージを受けていたり、炎症が起きたりしていると、この数値が上がる。一般的に500〜1000以上で注意が必要とされる。
●LOX-index:上記2つの数値を掛け合わせたもの。
私は酸化LDLの量が多めなので、少なくしたい。出来れば薬を飲まずに・・・
酸化を促進してしまう要因を、1つずつ考えてみた。
喫煙:かつては喫煙していたが、禁煙して既に15年程経つ。
高血糖:血糖値は標準値の範囲内のようだ。
血圧:95/65前後で低い。
ストレス:ここ5年ほど、全くストレスから解放されている。かつては何度も胃潰瘍を患っていたが。。
酸化した脂質の摂取:これだ!

私は、インスタントラーメンが大好物で、1日に1回は必ず食べている。
スナック菓子も大好きだ。ポテチやえびせん等々。。
う~ん。やっぱり薬に頼ろうかなぁ・・・