春の海 終日のたり のたりかな

徒然なるままに日々の戯言を、気の向くままにのたりのたりと呟きます

団塊の世代

「〇〇世代」と言う表現がある。
特定の年代に青春期を過ごした人々を、その時代の世相を反映させて名付けたラベルだ。
その時代の社会情勢・文化・価値観などが色濃く反映されていて、まさに当時の世相を紐解くのに打って付けの言葉だ。

それでは、「〇〇世代」シリーズの生みの親とも言える、元祖〇〇世代のこのラベルから、語ってみよう。


【団塊の世代】

1947~1949年(第一次ベビーブーム)生まれの世代を指し、その人口は約806万人に上る。
堺屋太一氏の小説「団塊の世代」から一般化した。
この「塊」のような人口集中により、その後の日本社会の制度設計・経済循環・サブカルチャー形成等に影響を与え続けている。

 

団塊の世代は「通過するだけで社会を変える」と言われるほど、社会へのインパクトが大きい。
・学校不足 → 校舎増設
・就職競争激化 → 採用拡大
・住宅需要増 → 郊外開発・マイホーム文化
・消費市場拡大 → 家電・自動車普及
・高齢化加速 → 年金・医療問題
このように、常に「最大顧客層」として市場を動かして来たのだ。

近年では、
2007年問題:大量定年退職による労働力不足懸念。 
2025年問題:後期高齢者(75歳以上)となり、医療・介護費が急増。 
このように、社会保障制度の負担構造に大きな圧力を与えていると指摘されている。

 

団塊の世代は、戦後日本の「人口」・「都市」・「雇用」・「政治」・「社会保障」のほぼ全てに影響を与えた、戦後日本の成長モデルを体現した、最も社会的インパクトの大きい世代だと言える。

酸化LDL-ch

健康診断の血液検査で、例年 CかD判定を頂戴する項目がある。(C:要再検査、D:要精密検査)
腎機能と脂質代謝だ。
腎機能は、全摘出で片輪走行になってしまったので、健康な人の半分の値しか出せていないが、問題ない。
問題ありなのは、脂質代謝・・・悪玉コレステロール値だ。
健康診断で検査項目になった2008年以降、150から180(mg/dl)へと徐々に値が高くなっている。
正常範囲の参考基準値としては、60~119(mg/dl)だそうだ。
(2007以前は、総ch、善玉ch、中性脂肪しか検査測定されていなかった)

■HDL-ch(善玉コレステロール)
血管の壁などに溜まった余分なコレステロールを、回収して肝臓に運び処理させるという「掃除屋」。
コレステロール自体は悪者ではなく、細胞膜やホルモン・胆汁酸の材料として、体に必須の脂質だ。

■LDL-ch(悪玉コレステロール)
肝臓で作られたコレステロールを全身の細胞へ送り届ける「運び屋」、云わば配達車。
この配達車の数が多過ぎると(LDL高値)、届け先のないコレステロールが道路(=血管)にポイ捨てされ、血管の壁にこびり付いてしまう。これが「動脈硬化」の始まりだ。

通常のLDLは肝臓から血液中に放出され、血管をめぐって各細胞へコレステロールを届ける。役目を終えたら、肝臓のLDL受容体を用いて回収される。
ところが、LDLが多過ぎるとLDL受容体も処理しきれずに、血管内に長く滞在する事になる。滞在時間が長くなると、血管内で酸化ストレスを受けて、酸化LDLに変質してしまう。
酸化LDLはLDL受容体では認識されないので、肝臓に回収されず血管壁に留まり易い。また、血管内皮細胞を傷つける。そして、泡沫細胞化して血管壁に蓄積し、動脈硬化プラークとなる。

LDLが酸化して「酸化LDL」に変わる最大の原因は、体内の「活性酸素」による攻撃だ。活性酸素は、本来ウイルスを撃退する等の役目があるが、過剰に増えると正常な細胞や脂質を攻撃(酸化)してしまう。
どの様な要素が加わると酸化が進むのか・・・
●そもそもLDL値が高い:母数が多ければ、当然酸化するリスクも高くなる。
●喫煙:タバコは体内の活性酸素を一気に増やし、LDLを直接的に酸化させる。
●高血糖(糖化とのコンボ):血液中の糖分が多いと、LDLと糖が結びつく「糖化」が起きる。糖化したLDLは非常に酸化しやすくなり、最も厄介な「超悪玉」へと変貌する。
●高血圧:血管の壁に圧力がかかると、血管内皮が傷付き易くなる。その傷口からLDLが入り込み、そこで活性酸素の攻撃を受けて酸化が進む。
●酸化した脂質の摂取:古い揚げ油など、すでに酸化している脂質を摂ることも、体内の酸化ストレスを高める要因になる。
●精神的ストレス:強いストレスも、活性酸素を増やす大きな要因の一つだ。

酸化LDLの値を測定することは出来ないのか?
LOX-index(ロックス・インデックス)という、脳梗塞や心筋梗塞の発症リスクを評価する血液検査がある。
●LAB(酸化LDL値):一般的には1.0未満が理想
●sLox-1:血管の壁にある「酸化LDLをキャッチしてしまう受容体」が、どれくらい血液中に漏れ出しているかを測る。血管壁がダメージを受けていたり、炎症が起きたりしていると、この数値が上がる。一般的に500〜1000以上で注意が必要とされる。
●LOX-index:上記2つの数値を掛け合わせたもの。

私は酸化LDLの量が多めなので、少なくしたい。出来れば薬を飲まずに・・・
酸化を促進してしまう要因を、1つずつ考えてみた。
喫煙:かつては喫煙していたが、禁煙して既に15年程経つ。
高血糖:血糖値は標準値の範囲内のようだ。
血圧:95/65前後で低い。
ストレス:ここ5年ほど、全くストレスから解放されている。かつては何度も胃潰瘍を患っていたが。。
酸化した脂質の摂取:これだ!

私は、インスタントラーメンが大好物で、1日に1回は必ず食べている。
スナック菓子も大好きだ。ポテチやえびせん等々。。

う~ん。やっぱり薬に頼ろうかなぁ・・・

「おざなり」と「なおざり」

この二つの言葉、良く似ており 意味も近しいので、「あ、どちらを使えば良いのかな?」と戸惑った事のある方も多いのではないだろうか。
この二つの言葉について、(1)漢字にすると・・・、(2)その意味は?、(3)使い方、(4)と(5)でそれぞれの語源・由来、と云った流れでお話ししよう。

(1)漢字にすると・・・
「おざなり」は、「御座形」と書く。
「なおざり」は、「等閑」と書く。

(2)その意味は?
「おざなり」
いいかげんに物事をすませること。その場だけの間に合わせ。また、そのさま。意図的にいい加減にすること。
「なおざり」
真剣でない、本気でないさま。いい加減にして放っておくこと。おろそかにすること。注意不足などでいい加減になってしまうことを指す。

(3)使い方
おざなりな勉強をする。 → テキトーに勉強する。(手抜きを意味する)
勉強をなおざりにする。 → 勉強をおろそかにする。つまり、勉強しないという事。(放置を意味する)

(4)「おざなり」の語源・由来
御座形(おざなり)とは、「座=(お座敷)に合わせた仕事ぶり」と云う意味で、幇間(ほうかん)がお客様の質によって披露する芸の内容や対応を変え、相手によっては かなり手抜きをする事を指す、江戸時代末期のお座敷の隠語だったそうだ。
※幇間(ほうかん):客の機嫌をとって座を盛り上げ、芸妓や舞妓を助ける男性芸人。別名、太鼓持ち

(5)「なおざり」の語源・由来
等閑(とうかん)と書いて、「なおざり」と読む。「等閑」を「とうかん」と読む場合は、「なおざり」と「おざなり」の意味を併せ持った、中国由来の漢語となる。「なおざり」と読む場合は、平安時代から使われて来た、「なお(直/猶)」+「さり(去り)」という2つの言葉から出来たと云う説がある。(諸説あり) 「直/猶」は「何もせずそのまま」という意味で、「去り」は「遠ざける」を意味する。併せると、「何もしないで距離を置いておく(=放っておく)」という意味になる。

「おざなり」からは悪意あるものを感じる。
「なおざり」からは怠惰な様が見て取れる。
性格の悪い奴と、怠け者か・・・。どちらも嫌かな。。

eGFR(推算糸球体濾過量)

eGFRは、腎臓の老廃物排泄能力(=1分間に濾過できる血液量)を推定する指標だ。
腎臓には「糸球体」という毛細血管のフィルターが詰まっている。
このフィルターがどれくらい元気に働いているかを、血清クレアチニン値、年齢、性別から算出する。
正常値は通常 90(mL/min/1,73㎡) 以上で、60未満が3カ月以上続くと慢性腎臓病(CKD)と診断される。


eGFR  状態の目安
90以上 正常または高値
60~89 軽度低下(生活習慣の改善を意識)
30~59 中等度低下(要注意。医師の指導が必要)
15~29 高度低下(専門医による治療)
15未満 末期腎不全(透析などの検討)


ヒトは一般的には腎臓という「浄水器」を2基持っている。
2基のろ過能力は、健康な状態であれば概ね90~120(mL/min/1,73㎡)くらいだそうだ。

私の場合、以下の様な遷移だった。
2018~2020    73→68→69 もともと良好な数値ではなかったようだ
2021        59     明らかに低下。右腎臓の機能障害なのだろう
2022(全摘手術後) 43     片輪走行でこの値なので、まずまずなのだろう
2023~2025    44→40→42 その後もそこそこの値で、安定している

肝心なのは「絶対値」よりも「安定性」のようだ。
私の場合、元々低めの値(70前後)を推移していたが、特に何らかの悪い症状が出ていた訳でもなく、生活習慣にも特段の問題はなかった。
が、2021年に明らかに悪化しており、腎機能に何らかの支障が出ていた。(2基で59)
手術後1基になったが、eGFRの値は40台前半で安定している。(もし2基なら80~88)

大切なのは、自身の健康状態を継続的にウォッチする事だと、心得た。

腎臓がん寛解までの道のり(17)

ようやっと退院できた。
残った方の腎臓は良好に機能しており、順調に回復している。
遠隔転移もなく、予後は良好だ。

緩慢な動きしか出来ず、すぐに疲れてしまうのを除けば、
よく食べられているし、よく眠れているので、回復は早そうだ。

先生から退院後の生活についてお話があった。
〈食生活について〉
・塩分は控えめに
・水分はしっかり摂る
〈日常生活での留意事項など〉
・筋トレなどの激しい運動は控える
・ウォーキングなどの軽めの運動で、少しずつ回復させる

eGFRの値(単位:mL/min)
手術前:60
手術後:45
日数経過でもう少し下がるかもしれないが、30以上あれば問題ないので、腎機能は良好と言えるのだそうです。

腎臓がん寛解までの道のり(14)

腎臓がん寛解までの道のり(14)  2022.8.21
点滴×2、痛み止め、心電図のパッチ、と、体に付いていた管や線がほぼ外れた。
リハビリはなく、自主的に廊下をウォーキング。
動き過ぎると患部が痛むので、横になる。・・・これを繰り返す。


フラつく事はないが、動きはナマケモノ並みに緩慢。

腎臓がん寛解までの道のり(12)

体に管が5本刺さってる。
ドレーン(患部)、痛み止め(背中に刺さっている)、尿道カテーテル、点滴×2。
痛み止めが切れると患部を中心に、お腹・背中・腰が痛む。
歩行訓練を開始した。

腎臓がん寛解までの道のり(10)

6/16(木)に血尿が出てから2ヵ月、やっと辿り着いた入院。。。
病名も迷走したけど、今日の手術前説明で諸々の「?」を先生に投げ掛けて、懇切丁寧にご説明頂き納得。

〈私のQ〉細胞検査してないけど、ホントに悪性腫瘍なの? 出来れば、腎臓を残したい。
《先生のA》腫瘍の大きさと、造影剤CTなどの精密検査の画像から、悪性と判断。進行度から、全摘出となる。また、検体採取時にがん細胞が周りに広がるリスクがある為、腫瘍細胞の採取・検査は行わない。
〈私のQ〉副腎は何故取る必要が?
《先生のA》腫瘍の位置より、副腎にも影響していると見られ、全摘にてリスクを下げる。
〈私のQ〉血尿が出た→膀胱がんと診断→CT撮影→腎臓がん→血尿は原因不明→本当?
《先生のA》腫瘍が腎盂にまで及んでおり、そこから出血したと思われる(因みに「分かんない」と言われたのは、別の病院)
〈私のQ〉腫瘍がかなり大きいが、どの程度の期間でこのサイズにまでなるの?
《先生のA》個人差があるので一概には言えないが、数ヵ月ではここまで進行しない。

手術が4h程かかるそうで、思っていたより大変な手術なのだそう・・。
執刀医3名と麻酔医1名と看護師さん達のチームで、ガンを退治して下さるそうだ。
各ご担当から、最悪のケースなど諸々の説明を受け、入院前よりかなりビビってる(笑)

腎臓がん寛解までの道のり(9)

精密検査の結果を踏まえての手術前診療。

遠隔転移はなかった。(肺や骨などが多いようだ)
腎臓(右)、副腎(右)、付近のリンパ節 の全摘出。
腹腔鏡手術だが、腫瘍の癒着が酷い場合には開腹手術となる。

う~ん、これってステージ4って事か・・?

5年以内に8割の確率で死ぬんか。。。

腎臓がん寛解までの道のり(8)

この日は、骨シンチグラフィ検査のみ。
放射性物質を含んだ薬を注射。その薬が骨に集まる性質を利用し、薬から出てくる放射線を画像化して診断する。
薬が全身に浸透するのに3時間ほど必要。その後に撮影となる。食事や飲み物の制限はない。

各種精密検査の結果を受けて、7/13(水)に手術前診療を受ける。